(粥川の流れ)
3月5日 粥川
先週は1回休みをしておりますが、本当は大和あたりの川を、チョッとだけ覗いた。その前の週の放流地点を回ったものの、ライズはおろか釣り人さえ居りませんでした。
結局、私の2月の釣りは、ただの1度もフライロッドを振らずに終わってしまいました。まあ、例年の事ですがね・・。釣りもしないで釣り日記を書いてるんだから、それはそれとして、ある意味エライと思うぞ?

そして今日、ようやく竿を振りました。
ライズを求めてあちこちさ迷うのは、私の性格には合わないから、相戸堰堤で佇んでるフライマンを横目に、粥川へ入る。
天気も良いし暖かいから、ビール持参。川へ入ってすぐにプシュッとやる。「あ〜、今年もこうやって、川で美味しいビールが飲めるんだな〜」なんて、ひとりごちる。

川に居たのは2時間くらい。ドライを中心に、ニンフ・ウェットとやったけど、案の定なにも釣れなかった。
でも、谷を歩くのは気持ちいいや。

三日月滝のちょっと下。お不動さんの所。禁漁区。
(鬼谷川の支流)
3月18日 和良川
この日は和良川へ行ってみた。ここは先週釣り大会があって、たしかその日はあんまり天気は良くなかったはずだから、その釣り残りが結構あるはず。
が、昨日の雨の影響で20cmくらい増水してる。天気も曇ってて肌寒い。たぶん釣れんね。

まずは、いつもの川沿いの釣具屋によって年券を買おうとした。けど、カギがかかってる。しょうがない、他んとこで買おう。街中へ行って漁協を覗いてみるけど、土曜日だからお休み。そのすぐ近くに販売所があったからガラガラとドアを開ける。でもだ〜れも居ない。横にあったチャイムを押しても、誰も出てこない。
う〜ん、困ったぞ。現場で監視員から買うのもいやだし・・・。ん!そういえば、土京川の出会いにも販売所があったはず。
それで街中を通り越して、その販売所へ寄る。ドアをガラガラと開ける。よし、これで年券が買えるぞ。「こんにちは〜!」と奥にむかって声を掛けるも、誰も出てこない。さらに数回「こんにちは〜!!」と叫ぶも、シーンとしてる。
くそー、こうなったら、意地でも年券を買ってやる。
それでさらに和良川を下って、アーネストクラブへ行ってみる。ここならまあ、釣り屋さんなんだから、なんとかなるだろう。で、プレハブのなかに入ってるニイちゃんに聞いたら、釣り券は扱ってないとの事。ここは漁協とは、全く無縁なのね。
さらに和良川を下る。そこで、中日スポーツ・釣り案内の看板を掲げる家を発見。遊漁証取り扱い所の看板はないものの、ここならあるかも知れん。で、玄関をあけて「こんにちは〜」と呼ぶ。が、やっぱりだ〜れも出てこない。数度叫ぶも、シーンとしてる。
いったい、この和良町の住人はどこにおるのだ。しかも、カギもかけないで、立派な家屋が無人のまま。素人目に見ても、あそことあそこには金目の物があったぞ!!まあ、それだけ平和な町ということか。
さらに和良川を下って、ついに金山町に至る。そこで遊魚証取り扱いの看板のでてる民宿を訪ねる。駐車場に車を止めて20mばかりの坂道を登ると、おばちゃんが庭掃除をしてる。おお〜、これでやっと年券が買える〜!!。と思ったのもつかの間、「ごめんなさいね〜、和良の釣り券は扱かっとらんの〜。看板には和良も扱っとると書いとるんやけどね〜。馬瀬しかないの〜。ホント、申し訳ないですぅ〜」との事。
もう、挫けました。

その後、釣り大会ポイントに戻って、ウェットを引くも20分で飽きた。それから鹿倉川へ行って40分で飽きた。

それから、三日月滝を見学して、この日は終了でした。

ちょっと画質を落としすぎたか?(50KB)。デジカメは、こんなゴチャゴチャした風景に弱い。
(土京川の流れ)
3月26日 土京川 曇り PM0:00〜4:00
先週に引き続き、また和良です。
まずtoyotaさんのご忠告に従って、もりした釣具で年券を買いました。これで、和良じゅうの人々が、すべて出かけておっても、釣り券をもとめて、あちこち走り回る必要はありません。
(和良の皆様、先週のレポートもそうですが、私は決してイヤミを言ってる訳ではありません。私の母や、私の掛軸の師匠は和良の出身であり、むしろ愛着を持っております。また、和良の川は、とても綺麗です。なんせ、日本一の鮎の産地なんですからね。どうぞ誤解なさらないで下さいマシ。)

曇りの日の撮影は、特にムツカしい。12時に土京川に到着。私の入ったのは、上流の方です。
気になるのは、土京川をさかのぼる道には、1台も釣り人の車が見当たらなかった事。釣り人が居ないって事は、釣れないのかな〜。水も僅かに多い。多分、最後の雪代を搾り出してるんでしょう。
川に下りてビールを飲みながらあたりを見渡すと、多少はカゲロウが飛んでます。例の黒くて大きいのやら、あと、やはり黒くて16番くらいのヤツ。いずれも名前は知りません。まあ、この時期で、この水量、そして曇ってることを考えると、まずまずのハッチでしょう。
16番の毛ばりを結んで最初のポイント。ここはまあ、流れが速すぎるからムリでしょう。出るとすれば、一つ上のトロ〜ンとした所。それでやはり最初のポイントでは出なくて、その上のトロ〜ンとした所で出た。
今期の初アマゴです。17cm位で、まだ痩せてます。でも嬉しい。パチパチ写真を撮って、飲みかけのビールを頂く。ただ、気がかりなのは、私の場合、最初のビールを片手に1匹釣ると、その日は、その1匹に終わってしまう事が多い(ビール片手のスミイチ)。不安に思いながらも、先へ進みます。
しばらくは何事も無かったものの、ちょっとした淵でライズを発見。そ〜っとフライを落としてやると、1発で出た。「よし、今年はビール片手のスミ1匹のジンクスは崩れたゾ」と思ったのもつかの間、手元でバレました。そのもう少し先でも1匹出たけれど、やはりバレました。あれらはきっと、20cm位あったかも知れん(私の場合、バラすとサイズが1〜2割アップする)。

1時半になったところで前半終了。車に戻って場所移動。そして、おにぎりをほう張りながら鬼殺しをチューチューすする。2時になったところで再戦です。川に下りてフライを3回ばかり振ったら、雨がパラパラと降ってきました。やむなく車に戻って雨宿り。30分後には雨は上がったので、再度川に下りました。が、前半にあったハッチはすっかり無くなってしまい、その後の釣果はゼロ。納竿は4時でした。
やはり、「ビール片手のスミイチ」のジンクスには、今年も苦しめられそうです。

さてさて、この日の最大の目的なんですが、本当は新しく作ったランディングネットでアマゴを撮る事にあったのです。
たかだか17cmのアマゴが、それなりにネットの大部分を使って写ってくれたのは、ありがたい。でも、写真としてはヘタですね。あと、やはりフレームは太すぎるし、色も白すぎ。
今後の課題となりました。